頃合いをみてしにたい

ファッションメンヘラモンスターをファッションする

2.5次元ダンスライブで抜け殻になった話

 

テニスの王子様セーラームーンBLEACHNARUTO、ハイキュー、忍たま
数多くのアニメや漫画の舞台・ミュージカル化がされており、私も実際円盤や現場で鑑賞することもある。

 

先日ツキウタ。という作品の舞台の鑑賞をしたところ、
ただでさえ少ない語彙力が消滅した挙句魂が抜けた抜け殻と化したので一体何事かと考えてみた。

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アニメ、ドラマCD、キャラソン等、声がある作品において、
私はどうやらそのキャラクターであるということを認識するのは「声」によるところが大きいということに気付いた。

 

跡部景吾だとされるキャラクターから跡部景吾を演じる諏訪部順一の声が聞こえたらそれは私の中で跡部景吾だと認識する。
見た目が原作に寄っていることも重視されるが、まず「声」で見た目はその次。

 

テニミュは舞台のキャストが喋って歌うので、諏訪部順一の声は聞こえない。
つまりそれは「舞台の跡部景吾」で、「アニメの跡部景吾」とは別の存在だと私の中で認識しているんだろうと思う。

 

ツキステはもともとがキャラクターCD作品であるからなのか、舞台でも声優の声が聞こえる。
睦月始を演じる舞台キャストから、睦月始を演じる鳥海浩輔の歌が聞こえる。
これは私の中でキャラクターCDやアニメの睦月始そのものであると認識される。
つまりいままで平面だった睦月始に実体がある状態になる。

 

これが2.5次元か。

 

ツキステは今回で3作目。
過去作を鑑賞した諸先輩方から「生きてる」
「存在した」という話を耳にしてはいたが、実際に体験すると衝撃だった。

 

1作目は友人の円盤で鑑賞させていただいた。
録画とはいえ円盤はあくまで平面だからなのか、ここまでの衝撃はなかった気がする。

 

実際に現場で鑑賞できた忍たまも感動こそすれ、衝撃はなかったように思う。
あれは「舞台の」忍たまとしてみていたからなのか。


平面だったキャラクターに実体があり、動いて、歌って、ファンサしてくれる。
これはまさに「推しが生きてる」「推しが存在する」「推しに触れる」「推しに体温がある」
いままで平面を愛でてきた私には衝撃でしかない。

 

しかもツキステはキャラクターCDの歌にあわせて舞台キャストが演じるライブパートと、
舞台キャストが実際に声を出して演じるお芝居パートがある。
ひとつのステージで2.5次元と3次元が味わえる。

1度で2度おいしい。抜け殻にもなる。

 


あくまで私なりの抜け殻と化した原因はおそらくわかった。
わかったところで衝撃を受け止めきれるということでもないが、
足を踏み入れたばかりのツキウタ。というジャンルを楽しんでいきたい。
どう考えても深いこの沼に落としてくれた友人に心からのありがとう。

 

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